町長のご挨拶

皆さま、こんにちは。

 

町長の椿原 紀昭(つばきはら のりあき)です。

 

 町長
                                                 

 地域の潜在力を生かした「くりやま創生」     

 

 

 明治21年に宮城県角田藩士泉麟太郎翁をはじめとする偉大な先人たちが、開拓の鍬を入れて128年、筆舌に尽くしがたい労苦の中、知恵と情熱、仲間との信頼と協働により、この栗山町の礎を築かれました。

 先人たちが営々と築き上げてきた肥沃な大地の恩恵を受け、今を生きる私たちは豊穣の喜びに包まれ、あらゆることに感謝の日々を送ることができております。

 

 町政3期目の折り返しの年を迎える私には、この大切な「ふるさと栗山」を確実に次代へとつなぐ大きな責任があります。私の描く「思いやりの心がかよう、元気のでるまちづくりを!」の実現に向け、一層の決意と情熱をもって全力でまい進いたします。

 国政レベルにおいては、「アベノミクス第2ステージ」が掲げられ、経済成長の推進力など、新たな三本の矢を放とうとしております。まだ、その成果は未知数であり、地方経済においては未だ不透明感があります。

 

 私たちのかけがえのない「ふるさと栗山」も、急速に進行する人口減少・少子高齢社会など、多くの地域課題を抱えております。

 しかし、町民の皆さんと歩む栗山新時代の「ひと・もの・情報」が行き交う道は、希望ある未来へと向かっているものと確信しているところであります。

 「結実の期間」と位置付けた3期目の本年は、町民の皆さんと取り組む「5つのステージ」に、一つひとつの施策を放ち、さらなる高みを目指す「発展の時」として、まちづくりを展開してまいります。

 

 「栗山町第6次総合計画」をベースに策定した「栗山町人口ビジョン」及び「栗山町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を踏まえ、これまで培ってきた「栗山力」・「共生力」・「町民力」の3つの絆力により、感謝の心をもって、町政を推進してまいります。

 

 新年度の町政執行に当たり、「5つの基本目標」を掲げ、町民主役の夢と希望あふれる歩みをさらに進め、新たな夢を実現する次のステージへと突き進んでまいります。

 

 1点目は、子どもと若者が「躍動」するふるさとづくりの推進であります。

 

 新しい時代を切り拓き、未来を創る主役はいつの時代も子どもと若者であります。地域ぐるみで、子育て・教育環境の充実を図り、若い世代が魅力を感じ、「子育てのまち・くりやま」にふさわしいふるさとづくりが必要であります。その重点施策として、「第1期栗山町子ども・子育て支援事業計画」に基づく子育て環境の充実、若者・子育て世代への支援、子どもたちを育む教育の推進などに取り組みます。まちの将来を担う子どもと若者が「躍動」するふるさとづくりを進めてまいります。

 

 2点目は、「健幸」で笑顔があふれるふるさとづくりの推進であります。

 

 超高齢社会における我が国の平均寿命は、男女とも80歳を超えております。年齢、性別にかかわりなく積極的な社会参加を推進し、地域ぐるみで心身の健康づくりなど、生活の質を高めていくことが必要であります。その重点施策として、医療・保健・福祉・介護の一貫した「健康寿命延伸のまちづくり宣言」に基づく生活習慣改善の推進、将来の医療環境を整備・検討する町民参加による委員会の設置、関係機関等と連携した認知症総合事業などに取り組みます。この超高齢社会に生きがいを持てる、心豊かな地域社会の形成を目指し、生涯現役として輝き「健幸」で笑顔があふれるふるさとづくりを進めてまいります。

 

 3点目は、創り・つながる「活力」に満ちたふるさとづくりの推進であります。

 

 栗山には、これまで経済の屋台骨を支えてきた資源や、さまざまな潜在力があります。人が集まり、地域の産業とつながる経済の好循環を創出するなど、魅力を創り地域の再生を図ることが必要であります。その重点施策として、「第4期栗山農業ルネッサンス」の策定、新たな観光推進体制の構築、若者・子育て世代に向けたプロモーション活動、「栗山都市計画マスタープラン」による地域振興策の推進などに取り組みます。豊かな実りをもたらす、産業の魅力と求心力を高め、創り・つながる「活力」に満ちたふるさとづくりを進めてまいります。

 

 4点目は、人と自然が「共生」するふるさとづくりの推進であります。

 

 栗山は、次代に誇れる歴史と豊かな自然に恵まれております。この自然環境の保全、環境資源の活用など、道内外のモデルとなる自然共生型社会を構築することが必要であります。その重点施策として、地球温暖化対策の推進、自然環境保全活動等の町民参加機会の増大、新しい試みの自然環境教育の推進などに取り組みます。栗山の自然を持続的に享受できるよう、人と自然が「共生」するふるさとづくりを進めてまいります。

 

 5点目は、町民の絆が織りなす「感謝」の心かようふるさとづくりの推進であります。

 

 地域のつながりは、町民連帯の輪を大切に日々の全ての感謝こそ暮らしに安心感や充足感を与えます。人口減少・少子高齢社会という構造的な課題に対し、地域の町民力を高め、解決していくことが必要であります。その重点施策として、コミュニティ活動等における支援、広域行政の推進、多様な世代が町政に参加できる機会の充実などに取り組みます。思いやりの心がかよう、元気のでる魅力的なまちづくりに向け、町民の絆が織りなす「感謝」の心かようふるさとづくりを進めてまいります。

 

 全国の自治体が、地方版総合戦略を本格的に推進する本年度は 「地方創生実行元年」であります。地方に住んでいる私たちは、確かに厳しい現実に直面しております。

 しかし、ピンチをチャンスに未来を好転させる、明るい「くりやま創生」に向け、決断力とリーダーシップをもって、さらに活性化エンジンを全開に進んでいく必要があります。

 

「ふるさとは栗山です。」

 

 この郷土愛あふれる言葉を胸に、「誰もが笑顔で、安心して暮らすまち」の実現に向け、多くの人々を魅了し、住みたくなるまちづくりに、持てる全てを傾けてまいる決意であります。